皆さんこんにちは!最近子供と一緒によくマインクラフトで遊んでいるエイトです。子供がゲームをしていると、時間の取り決めをどうするか等悩むことがありますよね。一緒に遊んでいる時は「もうそろそろ止めよう」と促すことはできますが、常に一緒に遊んでいるわけではありません。私も現在進行形でどうするのが最適解なのかなと考えております。
マインクラフト等のゲームの運用については、家庭によって色々とルールが異なると思います。全くゲームをさせない家庭、取り決めせずに何となくゲームしたい時にさせている家庭、(明文化は問わず)取り決めをしてゲームをさせている家庭。
今回の記事では、マインクラフトを含めたゲームと子供をどのように関わらせていけばよいか、自分なりに調査・整理して今後に活かしていきたいと思います。注意点としては、「自分の子供に対する最適解」の導出が目的なので、それをそのまま一般化できないということです。
確からしい一般解を自分の子供の性格等を考慮して、自分の子供用の最適解にする形で考えていきたいです。
私と同世代の方も同じようなことに悩んでいると思います。私の調査・整理した結果に納得いかなくても全く問題ありません。考えるきっかけ、参考資料、反面教師のどれかにでもなれればと思っております!
大前提:各家庭で最適解は異なる
育児や教育の本・記事ではよく「○○するほうが良い」「△△してはいけない」等の言説がよく見られます。勿論ゲーム等に言及している記事もあり、一般解としては大変参考になります。
しかし、中々そういった一般解を自分の家庭で実践できません。少なくとも私はできていません。本・記事にある一般解を実践できず、「自分はあまり良い父親じゃないのかもしれない」と思ったことも多々あります。
そういったことが続いた中でふと気づいたのは、「一般解をそのまま自分の家庭にあてはめるのは良くない」ということでした。当たり前ですが、人間はひとりひとり違います。子供の考え方もそれぞれ違います。一般解をアレンジして自分の子供への接し方に応用することが大切だと遅ればせながら気づきました。
ゲームと子供の成長について
全国学力・学習状況調査の結果
ゲームと子供の成長について調査した論文や統計資料は数多く存在します。その中でも調査規模・時期等や調査実施機関の信頼性を考慮し、「令和4年度 全国学力・学習状況調査の結果」を参考にさせて頂きました。
当該調査において判明した全体的な傾向として、
令和4年度 全国学力・学習状況調査の結果「2(5).その他(ゲームやSNS・動画視聴の状況)」
- 小中学生ともに、ゲーム時間が長くなるほど各教科の正答率が落ちる
- 小中学生ともに、SNS・動画視聴時間が長くなるほど各教科の正答率が落ちる
https://www.nier.go.jp/22chousakekkahoukoku/
想定通りというか、直感に反しない結果になっていますね!
子供の成長を学校の成績という1指標だけで評価するのはいささか短絡的かなとは思います。しかし、成績が良いに越したことはないというのも事実ではあるので、数値的にもわかりやすい学校の成績で考えております。
学校の成績を上げることを考えた場合、ゲーム・SNS・動画視聴はさせないほうがいいことになります。しかし、現実的にはそれらに全く触れず育てるというのはかなり無理があります。したがって、ゲーム時間を少なくし、ゲームをしていない時間をSNS・動画視聴にあてさせないようにするというのが現実的な一般解となります。
個人的な考えとして、この現実的な一般解でさえ実践できる家庭はそう多くないと思います。自分の家庭でも正直いって無理そうです。この調査結果は統計資料としては正しいと思いますが、そのまま鵜呑みにして活用する必要はないと考えます。
調査結果の受け止め方
大規模な統計調査では結果が平均化されるため、全体的な傾向として、
- ゲーム・SNS・動画視聴に時間を使わない
- 使わない時間の一定程度が勉強時間になる
- 勉強時間の分、成績が良くなる
このような1~3のプロセスを経て、調査結果のようになっているのだと推測できます。
この推測が正しいとして、仮にある程度時間を守れる子供を考える場合、1のプロセスをある程度無視して多少ゲーム時間等が多くなっても、きちんと勉強時間を確保できれば、ゲーム時間等が少ない子供グループと同等の成績になりそうです。
つまり、時間管理を上手にする方法をゆっくりとでも教えていくことが重要なのではないかと思います。
まとめ
調査結果及びその受け止め方をふまえて、自分の子供のことを考えてみたいと思います。
うちの子は通常時に時間を守ることはできますが、ゲーム等に熱中するとよく周りが見えなくなります。よって、闇雲に「ゲーム等の時間を減らしてね」「勉強してね」と言うよりは、生活全般で時間管理を上手くしていく意識を持たせて、ダラダラしている時間等に少し勉強してみるよう促す等の方法をとってみようかなと思います。
ゲーム等に熱中して周りが見えなくなる気持ちは理解できるので、これについてはある程度大きくならないと改善は難しいかなとも思います。視力低下が起こらない範囲で見守っていきたいと考えています。
また、結局親である自分自身が時間管理をできていないと説得力に欠けますので、ダラダラと転がっている姿等をなるべく見せないよう気を付けたいと思います!
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