皆さんこんにちは。最近急に暑くなってきましたが、体調に気を付けてお過ごしください。
さて本日の記事ですが、タイトルにあるように家事分担アプリ(のようなもの)作成についての話になります。アプリと格好つけて書いていますが、OS上で動くようないわゆる本当のアプリではなく、Googleアカウントさえあれば誰でも無料で使えるソフトウェアを使っただけのものです。
一応少し自分なりに工夫したところもあるので、そういった点も踏まえて共有させて頂けたらと思います。
作成の経緯
何故突然、家事分担アプリを作ることになったかというと、下の子供が3歳になり妻が時短勤務でなく通常勤務(フルタイム)に戻ったこともあり、妻から家事分担見える化&家事分担再構成の要請がきたからです。
家事分担を再構成するのは簡単ですが、家事分担表には中々でてこない見えない家事をどう評価するかの話になりました。例えば、子供の歯磨き、書類整理、フィルター掃除等が分担表にしにくい家事になるかと思います。
そのため、見えない家事も含めて家事量の集計をして月にお互いどの程度家事をしているか測定することにしました。
家事分担アプリ(のようなもの)仕組みについて
構成は以下のようにしました。(特に目新しさはないですが…)
Googleフォームから「家事をした人」(ラジオボタン)「行った家事の内容」(チェックボックス)を選択して送信する。そして、フォーム回答シートにデータが蓄積され、集計シートでひと月の「各家事回数×各家事の単価」を合計し、グラフシートで見える化するといった形です。
フォーム回答シート
新しくGoogleフォームから送信された回答は、上記テーブルの一番下に入ってきます。(テーブル化は自分でする必要あり)
フォームに用意している入力項目は「家事をした人」(※上記画像では説明用のため列ごと非表示になっています)、「行った家事の内容」の2つです。そのうち、「行った家事の内容」でチェックされた項目が上記画像の「家事一覧」列に格納されます。見てわかるように複数の項目が1セルにカンマ(,)区切りで列記されています。
このカンマ(,)区切りのセルを集計しやすいように分割してあげる処理が必要になってきます。
分割処理の方法として、家事分割1の列にSPLIT関数を使用しています。SPLIT関数の使い方は、分割したいテキストと区切り文字を指定するだけです。分かりやすく解説されているサイトがありますので、参照してみてください。
一つのセルにSPLIT関数を入れるだけで自動的に右側のセル(家事分割2以降の列)に分割されます。
集計シート
集計は別シートで行います。「各家事の項目」「各家事の単価」「当月の夫ポイント列」「当月の妻ポイント列」を作り集計する感じです。
COUNTIFS関数でフォーム回答シートの「月」列が当月(例:6月)の各家事項目をカウントし、それに「各家事の単価」をかけて、各家事項目の当月ポイントを算出し、全て足し合わせていきます。
グラフシート
最後にわかりやすくするためグラフを別シートで作成しました。開始当初は僅差でしたが、現在はダブルスコアつけられております。つまり、妻のほうが家事量が多いということですね…何とか差を縮めるよう努力したいと思います。
最後に
今回は妻の要望もあり、このように家事分担を見える化する仕組みを作ってみました。2週間程運用していますが、自分が行った家事がポイントとして見える化されるので、家事をするモチベーションにつながっています。
割と簡単に作成できるので、家事分担等でお悩みの方は是非参考にしてみてください!
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