スマホを選ぶときのポイント(メモリ、ストレージ編)

前回記事(下記参照)では、スマホを選ぶときのポイントとして、OS及びSoCを考えていきました。

今回記事ではメモリ、ストレージについて触れていきたいと思います。

スマホを選ぶときのポイント

3.メモリ

メモリは、スマホのスペック表でRAMと表現されます。(RAM:○○GB)

RAMは「ランダムアクセスメモリ」の略であり、アプリを起動した際に一時的にデータを置いておくスペースのことです。よく作業机に例えられたりします。

メモリ(RAM)は「4GB」あれば恐らく…大体の人にとっては十分だと思います。

メモリが小さいと、複数のアプリを同時に立ち上げて作業する際に一時的なスペースが足りなくてアプリが勝手にシャットダウンしてしまうことになります。

では、メモリが大きければ大きいほどよいのかというと、そうではありません。

メモリは使用していなくても電気を消費するため、必要以上の使わないメモリがあるせいで、

  • バッテリーの消耗
  • 電気代がかかる

といったデメリットも出てきます。

ユーザー目線で本当に必要かどうかではなく、スマホメーカー間のビジネス上の競争でメモリは段々と大きくなってきている印象を受けます。

あ、でも「ソシャゲを同時に何個もやっていて、いちいちアプリ起動なんかしてられないぜ!」という方はメモリは大きいほうがよいですよね!結局は使用方法次第ですよね。

ちなみに自分はメモリ6GBのスマホを3年前に購入して、未だに使っています。正直、自分の使い方では6GBもいらなかったです(笑)メモリの空き容量を見ると毎回2GB以上余っています。

(注釈)

記事を作るうえで改めてメモリのことを調べていると、メモリは

使っていない空き容量がある = よいこと!

という図式が必ずしも正しいわけではなさそうです。メモリは使用されている状態のほうが好ましいとおっしゃる専門家の方もいます。

ただし、大きいほうが使い勝手がいいよねと言っている方もいます。

正直、メモリについてはどの意見が正解かは調べていてもよく分かりませんでした(笑)

スマホをハードに使う方でなければ、メモリを制約条件にせずにスマホを選べばよいと思います。

最近のスマホは大体4GB以上ありますからね。

4.ストレージ

ストレージは、スマホのスペック表でROMと表現されます。(ROM:○○GB)

ROMは「リードオンリーメモリ」の略であり、OS等システム関係のデータや写真・ドキュメント等のデータを保存しておくスペースのことです。これらのデータは電源がOFFになった時に消えてしまったら困りますよね。ROMに保存されているデータは、故障しなければ基本的に勝手に消えたりしません。

リードオンリーメモリ本来の意味は、読み出し専用のスペース(書き込み不可)です。しかし、実際は書き込み(写真を撮って保存する等)可能です。

表記上はROMですが、実際にはフラッシュメモリ(EEPROMの一種)であり、eMMCや最近ではUFSといったものが使用されています。非常に大雑把に言うと、SDカードのようなものがスマホに内蔵されており、それがストレージとして使われている感じです。

最近のスマホは大体がROM64GB~256GBのストレージを有しています。写真や動画等をクラウド(Googleフォト、iCloud等)で保存することも一般的になってきており、新しいスマホを選んでおけば基本的に問題ないと思います。ただし、アプリ等のデータは基本端末側のストレージで保存されるため、128GB位あったほうがよいと思います。

次回の内容

今回はメモリ、ストレージまでを整理しました。次回はネットワーク関係他のことを整理したいと思います!

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