今回は「家づくりの流れ」最終回ということで、土地探しについてお話していきたいと思います。私の場合ですが、最終的に土地を見つけるまで約1年間程要しました(笑)
本当に長い時間がかかり、半年くらい経った頃には「本当に希望する土地なんて見つかるのかな?」と思い、探すのを諦めかけたこともありました。「探す努力が足りないのかな?」と自責の念を抱いた時期もあります。
そうした自分の経験が、今土地を探している方々のお役に少しでも立てば幸いです!
土地の探し方
住宅建築会社といっしょに探す
先ず、土地探しを開始する段階で、住宅建築会社を決めておくことが大事ではないかと思います。理由としては、建築的観点から見た土地の良し悪しを見てもらうために他なりません。
施主(私たち)は自分たちの価値観の基に住みたい土地を考えますが、その際に建築的な観点が抜け落ちてしまう場合が多々あります。
「小中学校の近さ」、「駅やバス停からの距離」、「周辺のお店」、「土地の価格」といった立地や金額的なことばかり気になってしまうと思います。勿論、私もそうでした(笑)
しかし、実際に家を建てるとなると建築的観点から見て適した土地かどうかということを判断する必要があります。そして、その判断を施主である私たちだけで行うと見落としが発生する可能性が非常に高いと思います。
そのため、一番最初に書いたように住宅建築会社を決めておき、良いなと思った土地を見てもらい建築的観点から問題点がないか確認してもらうことが重要となってきます。この際、住宅建築会社と必ずしも契約までしておく必要はないと思います。実際に私の場合は、土地が決まってから工務店と請負契約をしました。(この辺りはハウスメーカーさん次第な所もあるかもしれません。)
具体的な方法
私が土地を探すにあたり、具体的にとった行動は以下のとおりです。
- 住宅建築会社と連携している不動産会社に土地を探してもらう
- スーモ等でインターネット上の土地情報を検索する
- 地場の不動産会社を訪問する
どれも一般的なことばかりで、特段変わったことはしませんでした(というよりノウハウがないためできないという方が正しいですが(笑))。
「土地探し 裏技」のようなワードでネットで検索すると色々と土地探しについてのノウハウが出てきますが、中々実行できませんでした。かなりハードルが高いものばかりだと思います。また、普段仕事をしていて、休日には家庭での雑務や子供と過ごし、その合間を見ながら土地を探すのは非常に大変なことです。
自分たちのできる範囲で、できることを少しずつしていけば、いつかは納得できる土地が見つかると思うので焦らずに冷静でいることが重要だと思います。ただし、冷静でいるためにも、余裕をもったスケジュールで家づくりを進めることが必要になってきます。実際、私は土地を決めるまで想定外に1年程かかってしまいましたが、何とか「子どもが小学校に上がるまでに家を建てる」という個人的な目標というか期限を達成できそうです。私の場合は偶然にも結果的に早めに動いていた状態になっていたので事なきを得ましたが、何事も早めに始めるのが重要ということを思い知らされました。
また、土地探しの方法で必ずしも土地の良し悪しが決まるわけではないため、「地場の不動産会社が公開前に教えてくれた土地だから良い土地」であるとか、「スーモ等に掲載されている土地は残りものだから良くない土地」といったことはないと思います。どういった場合でも、住宅建築会社に相談しつつフラットな目線でいることが重要です。実際に私はスーモ等に掲載されていた土地に決めました。
まとめ
土地を探す際は、土地そのものだけ見ればよいのではなく、「その土地の周辺環境(住環境)」、「その土地が建築に適しているのか」等複合的・多角的に見る必要があります。そのため、住宅建築会社というパートナーの力を借りる必要があると思います。
次回からは番外編ということで、土地を申し込んだ際の体験談等をお伝えできればと思います。
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